美容 健康でキレイに

繰り返し使えて簡単なことが、ピーリング石鹸の魅力です。

石鹸の良さを十分引き出すには、要点を押さえた洗顔をすることです。きめ細かな泡を作りましょう。ピーリング石鹸に限った話ではありませんが、洗顔は手でゴシゴシこするのではなく、洗顔料の泡で肌をソフトに包み込むようにして洗います。

ピーリング石鹸は特に、手で顔を強くこすりすぎては角質が取れすぎて肌にダメージを与えてしまいかねません。泡を作りにくいタイプのピーリングでは、泡立て専用のネットやスポンジを使うと泡を立てやすくなります。

顔に泡を塗って、3分ほど保持しておけば、泡の成分が皮膚に作用してピーリング効果が出てきます。ピーリングの効果があるかどうかは、肌のピリピリ感でわかります。仕上げに入念にすすいでください。石鹸によってピーリング成分であるフルーツ酸などの配合の割合が違っているので、効果が変わってきます。

フルーツ酸を多く含む石鹸ほどピーリング効果は高くなります。少なくて１％、多くても５％程度です。ピーリングのための成分の割合はごく小さいため、毎日ピーリング石鹸で洗顔をしても構いません。これまでピーリング石鹸を使ってみたことがないという人は、効果の弱いものから使ってみてください。

ピーリング石鹸は個人差や肌タイプとの相性もあります。使用中に違和感を感じた場合は速やかに使用を中止し、洗顔料や石鹸を切り替えてください。

ピーリング用の石鹸があります。

ピーリングとは英語のpeelからきており、皮を剥ぎ取る、皮をむくといった意味合いです。エステにはピーリングのコースがあります。皮膚から取り切れていない古くなった角質を取り除くために、薬品で処理することがケミカルピーリングです。

人間の皮膚は、常に古い皮膚が剥がれ落ち、新しい皮膚と後退しています。周期は14日〜28日ほどかかっています。保湿力や弾力性はできたばかりの肌は断然優れていますが、古びた皮膚がこびりついたままということもあります。

エステなどでは、顔のシワやしみを減らすためにもピーリングを行い肌にハリを持たせます。この頃はエステだけでなく、家でもピーリングができるようなピーリング石鹸が販売されており、関心を呼んでいます。毎日その石鹸で洗顔ができるように、エステでのピーリングよりも成分を抑えて製造されたというピーリング石鹸も存在します。

エステに行かなくても、石鹸であれば2000円程度と比較的安い値段でピーリングを体験する事ができます。膝やひじに古くなった角質が残ってガサガサしている人は、全身用のピーリング石鹸が役に立つでしょう。

ピーリングは角質層だけでなく毛穴にこびりついた汚れにも効果的ですので、しみやしわのほかにも、脂性肌のにきびケアにも効果的です。ピーリングはにきび対策にもなりますので、男性のにきびケアにもピーリング石鹸を使ってみてはどうでしょう。

にきびの痕で消えないものを作らないためにも、スキンケアはとても大切です。

にきびができないよう、肌の状態には注意をしておきましょう。皮脂の汚れや炎症がにきびの理由だとされていますが、それらの原因は油脂の多い食事や不規則な生活です。特に睡眠不足はにきびに限らず肌全般、さらに健康にもよくないのでとにかくしっかり睡眠をとりましょう。

栄養の乱れも、皮膚に影響を及ぼすことがあります。油脂分の多い食事は皮脂の分泌にも関わりがありますので、にきび予防には少なめにしたいものです。お肌の代謝促進にはビタミンＣがいいと言われています。肌の調子を整えるだけでなく、ビタミンＣは皮膚のくすみやしみ、にきび痕の赤み解消が期待できます。

茶色いにきび痕があるときには日焼けはよくありません。日焼け止めのクリームやＵＶカットの防止などで、にきび痕に日光が当たらないようにします。顔ににきびができてしまったら、更なる化膿を防ぐため髪や手がつかないように気をつけましょう。

にきびを気にして前髪で覆う人もいますが、にきびが髪に触って症状が進む可能性もあります。また、ストレス対策はにきび対策になります。にきびをにきび痕にしないためには、にきびを刺激しないということの他に、ストレスを溜めすぎてにきびの温床を作らないということもあります。