一旦にきびができてしまうと治癒には時間がかかり、痕が残ってしまうことがあります。
にきびだけでなく、にきび痕もできてしまうと消えるまで待たなければなりません。特に皮膚にデコボコ感のない赤や茶色いにきび痕は色素が沈着しているだけです。次第に薄くなっていくので、あまり気にする必要はありません。
化膿の進んだにきびや、にきびがまとまってできた場合は、にきび痕の皮膚がへこんでしまっていることがあります。その場合はなかなか元には戻りません。盛り上がったにきびの痕は体質にも関係していいます。にきびが痕になりやすい人は、元々傷が残りやすいようです。
特にケロイドになりやすいという人は気をつけましょう。痕に凹凸ができてしまうと、そのままでいては以前の状態ににはなれません。にきびの痕が顔にできてしまったことが、悩みの種となっている人は少なくないようです。
にきび痕を消す方法としては病院での治療があります。盛りあがった痕は特殊なテープを張ったり、ステロイドを直接注入して消す方法があります。症状や個人差で治療効果には差がありますので、状況の把握がまず第一です。
へこんだにきび痕は皮膚を縫い合わせたり、削ったりして目立たなくさせるようです。かなり専門的な技術がいるので治療できない病院もあるようです。事前にしっかりカウンセリングを受けて納得のいくにきび痕改善の方法を選択するようにしましょう。